着床前診断を希望しています。
福祉関係の仕事で沢山の障害児と出会いました。だから妊娠中、どんな子どもでも育てる自信があり、妊娠後期には五体不満足の本を読み生まれてくる子どもを楽しみにしていました。
生まれた子どもは何故か1500gしかなく専門病院へ・・・
初めて子どもを見たとき、私は一生子どもは歩けないと何故か思った。
ストレッチャーで我が子と散歩する姿を想像する事はとても楽しかった。
低酸素状態で危篤になった時、知的障害を想像しました。指先を使う遊びや物を覚えるカード遊びなど、子どもの成長を楽しみにしていました。
(多分今まで出会った子ども達を自分の子どもに重ね子育てを想像していたんでしょう。楽しかった!!)
子どもは生まれたときから死を待つだけでした。
心臓の負担を減らす為、両手・両足を縛られ機械に縛られ死を待つだけ。
絶対に助かると信じていたのに治療法も見つからず天国に行きました。
死んでから機械を外され初めて子どもの顔を見ました。傷だらけの顔でした。死を待つだけの命なのに縛られ傷つけられ死んで行きました。
純粋に生きる子が欲しいと願っています。
ニュースで着床前診断を反対派の方が
「行為としては差別そのもの。」
「私たちに死ねと言っている様なもの。」
私には発言の意味が分かりません。
大事な事はこれから生まれる子どもの命と、今障害をお持ちの方が差別と感じる事がない社会になる事ではないのでしょうか?