神戸ARTレディスクリニックでは、不妊治療に精通したスタッフが一般不妊治療・体外受精・顕微授精など、不妊でお悩みの方のための治療に取り組んでいます。

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Q. PGT-Aはどの程度正確なのですか?

A. NGS法で染色体を正確に診断できる確率は97%です。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら成長しますが、細胞分裂の際に染色体の分配間違いをしばしば起こしていることが知られています。染色体を分け間違えると、一つの受精卵の中に染色体の数が異なる細胞が混在するということが起こります。これを「モザイク」と言います。
最近の研究で、受精卵は非常に高い確率でモザイクだということがわかってきました。受精後、ごく早い時期にモザイクになると成長は止まってしまいます。胚盤胞まで育つと、ミトコンドリアも更新されるので、エネルギー事情が良くなり、その後の染色体の分配間違いは起こりにくくなると考えられています。
けれども、胚盤胞でもまだ、受精卵がモザイクである可能性は残っています。モザイクが原因で検査した部分の染色体情報と、 生まれる赤ちゃんの染色体情報とが異なるという場合もあります。
また、PGT-Aの際には、数個の細胞から取り出したごくわずかのDNAを何万倍にも増幅して検査します。DNAがきれいに抽出できなかったり、増幅の際にうまく増えなかったりする場合、正確な結果が出ないといったことが起こる可能性もあります。
これらを合わせて、正確な診断とはならない確率が3%くらい存在します。