習慣性流産(不育症)
習慣性流産の原因
流産はとてもつらいものですが、残念なことに頻度もかなり高い事が知られています。全妊娠の15〜20%が流産に終わります。また、3回以上続けて流産される方も1〜2%いらっしゃいます。3回以上流産された方の場合、次の妊娠も流産に終わってしまう確立が50%以上あり、これを予防するための検査、治療が必要です。
習慣性流産の原因としては以下の項目があげられます。
- ・黄体機能不全
- 15%
- ・抗リン脂質抗体症候群 などの免疫異常
- 22.5%
- ・子宮形態異常(中隔子宮など)
- 10%
- ・子宮内腔の癒着
- 5%
- ・染色体異常(男性あるいは女性のいずれか)
- 8〜10%
- ・甲状腺機能低下症
- 3.5%
- ・子宮内膜感染症(クラミジアなど)
- 0.5%
- ・原因不明
- 30〜40%
習慣性流産の検査
- ・基礎体温表
- ・黄体期の女性ホルモン
- ・血中ブロラクチン
- ・甲状腺ホルモン
- ・APTT(活性化部分トロンボブラスチン時間)
- ・ループスアンチコアグラント
- ・抗カルジオリピン抗体lgG
- ・抗カルジオリピン抗体lgM(自費)
- ・抗フォスファチジルエタノールアミン抗体lgG(自費)
- ・抗フォスファチジルセリン抗体lgG(自費)
- ・第12因子(自費)
- ・不規則抗体(自費)
- ・抗核抗体、抗DNA抗体
- ・抗SSA抗体、抗SSB抗体
- ・染色体検査(自費)
- ・子宮卵管造影
- ・子宮鏡検査
- ・子宮内膜の感染の検査
- ・プロテインS(自費)
- ・プロテインC(自費)
- ・アンチトロンビンIII(自費)
習慣性流産の治療
- ・低用量アスピリン療法(バッファリン)
- ・ヘパリン療法
- ・ステロイドホルモン(プレドニン)
- ・柴苓湯(サイレイトウ)
- ・黄体ホルモン、排卵誘発剤などによる黄体機能不全の治療
- ・甲状腺ホルモンの服用
- ・テルロンなどによる高プロラクチン血症の治療
- ・子宮内視形成手術
- ・抗菌剤内服






